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tOkYo rAiDeRsによる観戦試合のメモです。次節のためにウソをつくこともありますのでご了承ください。


練習マッチ  11/09/2002 15:00 K.O.(1本目)16:00 K.0.(2本目)(45min×2)
FC東京 0-2 佐川急便東京SC ○

東京ガス武蔵野苑小平グラウンド

(1本目)
佐川東京 3−4−2−1システム
     笠木
(竹谷)
   馬目 小幡
川瀬 米山 田中 井上
  川村 鈴木 伊藤
       加藤

FC東京 4−2−3−1システム
     福田
 喜名  呉   星
   浅利 諏訪園
前田 尾亦 小峯 鈴木
     小林弘

もはやおなじみのFC東京との練習マッチといえば、これまで「近所」の深川グラウンドで行なわれていたのだが、 本日の試合は、FC東京の今季からの新居小平グラウンドが舞台となった。

初めて訪れた小平グラウンドは、「武蔵野苑」というなんだか焼肉店のような名称の、テニスコートなどもある東京ガスの保養施設の中にあった。 見学者用出入り口から入るとすぐ左手に、青と赤の縞模様のポールに囲まれた平安京チックな外観の(?)立派なグラウンドが目に飛び込んできて、いとおかし。

簡素なりともしつらえられた見学者用スタンドに腰を下ろすと、既に熱心なFC東京のファンが多数集まってきている様子であった。 青々と刈そろえられた良芝のピッチが2面。流石はJ1チームと言うべきかなかなかの環境であった。

しかし、いざ試合がはじまるとこのピッチは、このところの雨模様の影響か、土壌が緩んでおりすぐにあちこちが はげ、穴だらけになる。スリップする場面も散見され、今思えば怪我などなくて良かったというべきか。

JFL選抜チームによる海外遠征の為、Aチームとはいえ、ポイントゲッターのマサオと、中盤の要熊谷を欠く布陣となった佐川東京。マサオの替わりは馬目。熊谷の替わりは田中が埋めた。 今後続くリーグ戦の中で、万が一欠場となった場合も想定して、こうした交替要員の働きぶりも気になるところ。

一方、FC東京はAチームで来ると思われたものの、直前で変更となったらしく、蓋を開けてみればBチームのお出ましであった。すこしガッカリしたが、上記の通り呉や尾亦といった若年層の代表クラス、福田や喜名、浅利など去年までのレギュラークラスが名を連ねるなかなかの顔ぶれ。メンツ的には充分JFL上位相当と言える。

ほぼ互角の序盤。先にチャンスを作ったのは佐川東京。10分、米山のスルーパスから小幡が右サイドのスペースにやすやすと侵入し、アーリークロスを入れるも笠木には合わず。小幡はこの後も右サイドをドリブル突破するシーンをいくつも作り好調ぶりをアピール。

続く13分、馬目のミドルシュートはバーの上。佐川東京がペースをにぎりかけるとみるや、FCも右サイドの星がチャンスメイク福田にクロスを入れるも、加藤を中心とする佐川東京ディフェンスは今日も磐石。ことごとくはねかえしていく。そうこうしているうちに徐々にペースを握り始める佐川東京。
16分、馬目が鋭いアーリークロスを入れるが笠木にはあわず。
17分、鈴木俊のフィードから馬目のヘッドがFCゴールを襲うもこれはキーパー。
そしてついに19分、均衡が破れる。尾亦とのマッチアップをこの日完全に制していた小幡が右サイドを突破するもバックチャージを受け転倒。ファールか?DFの動きが止まる。この間隙を縫ってこぼれダマを抜け目なく拾いアドバンテージを得た井上がペナルティエリア内に侵入しシュート。これをFCのディフェンダーが押しこみ、オウンゴールで先制点をゲット。 あちらの監督風に言えばイイ時間帯に入ったイイ形のゴールである。

その後、試合も終盤を迎えるとFCもJ1の意地か、ミドルシュートやアーリークロスを試みるが決定打にはならない。ほぼ危なげなく1点を守り。1本目の終了となった。

相手の攻撃が単調なこともあったが、アローズ北陸戦以来4試合無失点絶賛継続中のディフェンスの安定ぶり。マサオに替わった馬目は中盤に下がってのボールキープ。積極的なチェイシング、シュートで持ち味を発揮。熊谷に代わった田中も中盤でのつなぎ役を無難にこなした。

(2本目)
佐川東京 3−4−2−1システム
     竹谷
    (山口)
   金子  桂
  (金藤、毛利)
梶山 松下  中払 久保寺
  久保 津村 阿久澤
       佐野
※松下、毛利はテスト生

FC東京 4−2−3−1システム
     福田
 鈴木  呉   星
   前田 諏訪園(佐藤)
尾亦 藤山 小峯(諏訪園)小林稔
     小林弘

Bチーム同士の対戦となった2本目。桂が久々に登場。故障の為、実戦から遠ざかっていたベテランの動きに期待が高まる。

立ち上がりは完全にFCのペース。
6分、福田が抜け出してシュートを狙うが梶山が身体をよせて枠を外れる。
8分、福田のシュート、佐野がセーブ。
負けじと佐川東京も9分、久保寺がロングシュートを狙うがバーの上。
21分、この日動きの良かった竹谷のポストプレーから桂がシュートを狙うもDFにブロックされる。
22分、FCのエース佐藤が故障から復帰。鋭いクロスボールで福田の頭を狙うも単発に終わる。また直接FKからゴールを狙うも得点には至らず。
29分、右サイドの桂から中央竹谷、左梶山と渡ってシュート。枠を外れるが良い形。
33分、竹谷が持ちこたえて、金藤が右足で押しこもうとするもキーパー。
40分、桂が中央やや左よりで倒されて得たFKを中払が狙うも、壁に当たる。
44分、縦1本から桂が中央突破をはかるが、ペナルティエリア手前右よりで藤山がファウル。
これで得たFKを梶山が壁とキーパーの位置を冷静に見極め、
グラウンダーで流し込むように左サイドネットに決め見事に2点目。

FCは序盤から前線の福田、呉がたびたび基点となり積極的にシュートを狙ったが、津村を中心にしたディフェンスラインはAチーム譲りの落ちついた守備をみせ、無失点に抑えた。中でも阿久澤はヘッドの競り合いにも堂々渡り合いモノにしていた。キーパー佐野も序盤、相手のクロスをゴールラインを割ったところで取ってしまいコーナーにしてしまった以外は安定ぶりをみせ、フィードも相変わらずの正確さを見せていた。しかし、やはり加藤竜二と比べてしまうと声は出ていないようである。練習マッチとは言え加藤竜二をも食う気迫を見せて欲しい。

この日、テスト生が2名出場していたが、ボランチの位置に入った元ヴェルディの松下は豊富な運動量で積極的に攻守に絡み、将来性を感じさせた。

注目の桂はといえば、簡単にさばくパス出し、スペースへの走りこみ等この日一番の奮闘ぶり。彼の動きに触発されてか、ともに良い動きを見せる竹谷、中払らとのパス交換によるチャンスメイクはFCのそれを上回っていた。

Bチーム相手の練習マッチ、相手のミスなどもあったとは言え、FC東京に完勝した佐川東京。新顔の登場と、ベテランの復活。守備陣の安定ぶり等、勝利云々よりも実りある内容からか、上がってくる選手たちの表情も自信に満ち手応えをつかんだ様子であった(やや誇張)。それを見て我々も爽快な気分で夕焼けに照らされはじめた「武蔵野苑」を後にした。

次回の練習試合予定は、16日の東京ヴェルディ1969戦。さらには21日には川崎フロンターレ戦、25日には横浜Fマリノス戦とつづく。

いずれも良い内容で、再開後の足がかりとしてもらいたいものである。(K)

FC東京小平グラウンド
11/09/02 @Kodaira  ©Copyright 2002  tOkYo rAiDeRs


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