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tOkYo rAiDeRsによる観戦試合のメモです。次節のためにウソをつくこともありますのでご了承ください。


JFL 第6節  01/05/2003 13:00 K.O.

デンソー 1-4 佐川急便東京SC

刈谷市総合運動公園多目的グラウンド  晴れ

第5節を終えて、1勝1敗3分け、勝ち点6。

昨年同様、スタートダッシュにつまづいた感のある、佐川東京。いまや優勝争いどころか、降格争いに顔を出す気配さえある。前節も今まで負けたことのない横河にも敗れ、その危機感はじわじわと募ってきた。流れを変えたい。しかし前節から今節まではわずか中3日しかなく、立て直しがきくのか。それともずるずる行くのか・・・。

今節は、アウェーでのデンソー戦。そう、昨年の秋、「他人ごとのような」ミラクル佐川東京を目の当たりにした場所。アウェーでありながら、「佐川東京の聖地」。流れを変える何かがあるかもしれない。そう祈る気持ちで、私はスタジアムに入った。

やはり、ミッドウィークのデイライトゲーム。観客はまばら(最終的には200人強)。緊張感のかけらもなく、試合は始まっていく。スタメンは前節とまったく同じ。リザーブには前節欠場のマノ、そして嘉悦が入った。デンソーはエースストライカーの高山がベンチにも入らず、佐川東京にとってはややラッキーといえるかもしれない。

昨年もそうだったが、刈谷はかなり風が強く、前半風上に立ったデンソーは試合開始早々から、積極的な攻撃を仕掛けてくる。当然といえば、当然。しかし、ビッグチャンスは佐川東京に訪れた。

前半3分、やや前がかりになり中盤の守備が薄くなっていたところを、自陣でボールを奪った伊藤琢矢が前線にグラウンダーのスルーパスを出す。これに反応し、デンソーDFラインを突破した小幡がGKと1対1に。ペナルティエリアで、GKをかわし、冷静にシュート。これが決まって1−0。意外なほど早く、試合は佐川東京へと動き出す。

試合はその後もデンソーがペースを握り、早めに両サイドにボールを散らし、スピーディーな攻撃をしかけてくる。しかし、決定的な場面は少なく、なかなかシュートは枠へと行かない。というわけで、佐川東京はディフェンシヴな流れのまま。ボールを奪ったら、早めに縦へとフィードするが、浅めのデンソーDFラインに引っかかり、オフサイドを連発。とはいえ、これが後々に効いてくる。

前半20分、センターサークル付近での佐川東京のFK。ワンクッションおいて出た縦へのスルーパスに、またもや小幡が反応。再びDFラインを突破し、GKと1対1。GKを交わし、シュート。これが決まって、2−0。風下で苦戦が予想されたが、効果的な攻撃で点差が開いた。

前半は、その後も攻めるデンソー、守る佐川東京という流れが続くが、佐川東京の守備がデンソーの攻撃を振りきり、前半終了。この流れ、どこかで見た記憶が。そう、昨年の横河戦。前半は相手の攻撃をしのぎ、効率の良い省エネフットボールで加点。後半、相手がバテたところをついて、たたみかけたあの試合。妄想かもとは思いながらも、後半に期待は膨らむ。

風は相変わらず強い。後半は、佐川東京が風上に立つも、開始早々デンソーは積極的に仕掛け、前半からの流れは変らない。

後半8分、カウンター攻撃で得た左CKに、伊藤琢矢がダイブ気味の飛び込みでヘディングシュート。これがドンピシャで決まり、3−0。やや勝負あったか、ここから試合がややだれてくる。

後半15分、佐川東京は笠木を下げ馬目を投入。笠木は前半終了間際のビッグチャンスをモノに出来なかった点では不満は残った。しかし、ややバランスを崩した場面もあったが、前線からの積極的なディフェンスは光った。

で、スーパーサブ馬目がまたやってくれました。後半25分、右サイド寄りにボールを持ってエリア付近まで進出した山根が、左サイドに低めの弾道で鋭いクロスを入れると、動きの鈍くなったデンソーDFを振りきりフリーになった馬目がヘディングシュート。これが決まって4−0。勝負あり。

この後、後半28分にマサオが井上に交代。マサオはゴールを決めることは出来なかったが、次はやってくれるでしょう。積極的なプレーにそんな期待が持てる。ところで、FWとサイドの井上の交代、佐川東京では珍しいこと。社内大会に向け、温存策をとったのか。この交代と同時に、3−4−3のスタイルにも変化が生まれ、オーソドックスな3−5−2の布陣にチェンジ(したように見えた)。井上はいつもは右ウイングがポジションだが、今日は左ウイング。やや意外な配置ではあったが、ダレ気味の試合の中で、攻守に良い動きを見せていた。社内大会も含め、この後はスケジュールがタイトになるだけに、バックアッパーの出来とユーティリティが大きく今後を左右するのではないか。そういう意味でも、井上の出来は印象に残った。

大量リードの勢いのまま、佐川東京が攻勢に出る。小幡が何度かビッグチャンスをフイにするなど、攻めるものの、少し油断が見え始めた感。その最中とも言える後半35分、DF陣の疎通の乱れを突かれ、デンソーFWの伊藤にゴールを許す。4−1。ありきたりな言い方だが、「無駄な失点」だ。この直後に、佐川東京は富山から川村ゴンに選手交代。やはり、社内大会のことを考えているのだろう。

失点したとはいえ、まだ3点差。デンソーが終了間際の猛攻を仕掛けてくるわけでもなく、流れは変らず。そして、そのまま試合終了。佐川東京が息を吹き返した。

失点はあったものの、セットプレーと流れの両方から4点も取れて勝ったということを、素直に今日は喜びたい。ただし、期待が高かったチームだけに、まだこの成績では満足のいかないのも事実。この勝利をきっかけに、チームの流れが変わることを望んで止まない。(S)




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