佐川急便株式会社東京SCの試合日程と結果などの記録 佐川東京SCのスタッフ、選手などについて tOkYo rAiDeRs関係者の連絡などに使用する掲示板です。 いらしてくれた方に開放されている掲示板です。お知らせなどもこちらに投稿されます。 他サイトのリンク集です。 Back_to_top_page
tOkYo rAiDeRsによる観戦試合のメモです。次節のためにウソをつくこともありますのでご了承ください。


JFL 第9節  16/05/2004 13:00? …18:00 K.O.

佐川急便大阪SC 1-2 佐川急便東京SC

長居スタジアム 雨

「負ける気がしねぇ」

試合が始まって5分、10分が経過したあたりで、4600名強の社員動員に対して多勢に無勢ながらも応援を繰り広げていた佐川東京のファンは全員こんな気持ちであった。

立ち上がりだけではなく、失点を許した前後の時間帯を除けば、ほぼ試合全般に渡って佐川東京が完全に主導権を握った。前線(嘉悦!)からのチェイシングと中盤での組織的な守備は、佐川大阪に中盤でパスを回す事を許さなかった。 ディフェンスラインは読みでも競り合いでも圧倒。佐川大阪の前線は、全く形を作れない。

佐川大阪は、自らの主要な攻撃パターンであるサイドからの早めのクロスで、 活路を見出そうとするが、サイドでの攻防も佐川東京が上回りクロスの出所を封じ込めた為、大阪の攻め手は早々に無くなった。冷静さと熱い姿勢を同居させるDFラインに加え、GK佐野も安定。これまで不安要素だったセットプレイでも完封。無敵だ。

攻撃では守備でも奮闘した池田が再三攻め上がり、チャンスを作る。山根がタイミングのいいチェイシングで相手DFラインに圧力を掛ける。奪ったボールは素早い展開と適切なタメを織り交ぜた熊谷を経由して小気味良く回される。バーを叩いた嘉悦のロングループ、池田の左足アウトサイドにかけたミドルなどを含めて、惜しいシーンが次々生まれる。 作られたものとは言え大観衆の前で勝たなければならなかった佐川大阪の出来が悪かったというよりも、攻守ともに出足で一歩リードし、局面で戦う姿勢が相手を上回ったからである。

これまでで最高の出来を披露した佐川東京。あとは点だけ。ということで後半から馬目投入。劣勢のはずの大阪は動かない。ベンチワークでも先手を打ち、優勢を保つだけではなく、絶対にこの試合をモノにしようという強い意志が見えてくる。大阪がサイドのスペースをケアする動きを見せたことで、左からのチャンスメイクなどは影を潜めたが、 相変わらずの優勢が続く。しかし、点が入らない。

そうこうするうちに、馬目が負傷で小幡と交代。その直後、右からの唐突なアーリークロスをこれまで全くこれといった働きのなかった成田に点で合わされ、なんと先制を許す。これだけ完璧な試合を演じていても、たった3分で様相はガラリ変わる。こんなに優位に立っていてもたった一つ、しかもこれしかないだろうというパターンでリードを奪われる。負けるのか?そんな馬鹿な!である。しかし、ここからが今までの佐川東京とは違った。失点に慌て、自ら混乱し、または足を止めて ずるずると…、というこれまでの悪魔のサイクルを覆すような不屈の反抗劇を演じたのである。確かに蒸し暑さの中、運動量は落ちてきてはいた。蹴りあいの様相を見え始めていたものの、もう一鞭、粘りが足を再び動かす。81分。途中出場の榎本から出た斜めのスルーパスに河合が死力を尽くして飛び出しを敢行、PA内で追いついて左足ダイレクトでシュート。これをGK植田が前にこぼす。 ここにさらに飛び込み、ダイレクトで押し込んだのが、マサオであった。よし!同点。

情けない話だが、ここから先はあまり覚えてない。応援する方も必死だった。時間は終盤。完全アウェイの試合。しかし、そのまま平和に終わる事など誰の頭にもなかった。ドロー?糞食らえ!である。必死の攻撃が続く。

気がつけば、ロスタイム。河合からの鋭いライナー性のボールが斜めに入って佐川大阪のDFラインを切り裂き裏へ通る。そこへ動き直してマークを上手く外してから、乾坤一擲走りこんできたのは、やはりこの男。我らがエース、マサオだ!右足ダイレクトでゴール上スミに突き刺して逆転!スゲェ!そのまま、終了。正にゴールデンゴールだ。劇的な試合は幕を下ろした。もう訳わからん程嬉しかった。こんなのは久しぶりだ。

…さて、冷静に(苦笑)この試合、其田監督の就任以来の最高の出来をみせてくれた。既に述べたように、出足のよさ、守備意識と素早い展開が、優位をもたらしたが、その優位性が、単にボール支配ができているという事では勝ちに結びつかない。たとえば、中盤でボールをキープできている時、チャンスに結びつくわけではないが安全なコースへのパスと、若干リスキーではあるが狙えば明らかにチャンスが広がるスペースへの勝負のパス、と2通りあるとすると前者を選んでしまう事が多かったように感じた。 局面によってはその選択でよいという事もある。しかし、特に前半においては、そういった中盤でパスをカットされても佐川大阪には全く攻め手はなかった。こちらの攻撃は全て攻め切ってフィニッシュで終わらせる事のみ優先すればよかったと感じる。

あくまでポゼッションの割に、だが、ドリブルでの仕掛け、シュートが少ない気もした。こういった選択はむしろ、余りに優位だったことからの問題ともいえるので皮肉といえば皮肉な話だが、もっとリスクを冒してでも点を取らなければならない時間帯はある。佐川東京の選手は試合の流れを読む力はある筈なので、 これからこの試合で得た感触をもっと詰めていけば、良いだろう。意地悪な言い方をすれば、ある意味劇的にしてしまった感はあるが、それでも、この試合でチャンスをものにしたマサオや河合をはじめとしたピッチに立った選手全員とベンチが見せた闘う姿勢、あきらめない姿勢には本当に胸を打たれた。手前味噌だが、少数で微力ながらも社員応援を向こうに回し、酸欠寸前になるまで応援したファンもいた。「全員」の勝利だった。これが佐川東京だ、と胸を張って言える試合だった。(K)


エピソード2

いろいろとあったこの試合。なにしろ、佐川大阪と言えば、去年も長居で行われた同カードに4000人の社員動員というマジックを使いアウェイの雰囲気を無理矢理作り出したチームである。

それ以来、佐川東京のファンの間では「佐川大阪のファンタジスタは選手ではなく、運営」という評価が出来ていた。

そして、今年。必殺の二週間前に試合開始時間変更、でナイターになるのである。有り得ない話だ。アラブ人(?)もビックリである。

仕方なく、一同、チケットの買いなおしを強いられる。だが、行きまでは変えられないということで、雨の関西地方をそれぞれ思い思いに過ごす事になった。

あるファンの親子は。「そうだ、奈良に行こう」とばかりに、寺を巡った。「清い心となって戦いに赴く」との事であった。仏様におすがりして、時間を変えたりする大阪に仏罰を与えようという事である。 いやー、コワい(笑)長居であった当人は、なるほど何か憑き物が落ちたような表情で、試合になると大暴れしていた。そう、かつて、織田信長を最も悩ませたのは、戦国の群雄よりも比叡山の僧兵だったのです。 その時、歴史は動いた…。

親子は、東大寺で、おみくじを引いていた。見るとなんと、「吉」だった。すばらしい。ただ、大吉じゃないあたりが、いかにも今の佐川東京を象徴し…まあ、いいや(苦笑)。とにかく縁起が良い。

吉が出た
16/05/04 @Nagai ©Copyright 2004  tOkYo rAiDeRs WeB

さらに良く見ると…

ファンタジスタきたる
16/05/04 @Nagai ©Copyright 2004  tOkYo rAiDeRs WeB

「【旅立ち】出かけると利益あり。」(遠征にはゲンがいい?)「【争い】勝つ。勝った後が大切なり。」(おお!)…と、なかなか良さげな文面に、一同喜ぶ(他愛無い・苦笑)。それにしても、「【待ち人】来る。」の待ち人って誰だろう?などと言っていたら、先発には久々となる嘉悦の名前があった。嘉悦は前半のみの出場ではあったが、ポストプレイやチェイシングなどもこなし、 ループシュートで惜しいシーンをつくるなど、なかなかの出来であった。待ち人来る。

また、あるファンは朝早くに関西に到着したため、なんと佐川印刷のホームスタジアム太陽が丘に向かい、昼間に行われたデンソーとの試合とハシゴ観戦を強行した。ツワモノである。しかも、その試合は元平塚&ジヤトコで河合崇泰と同僚であった印刷DF葛野昌宏の100試合出場となる記念すべき試合であった。 たまたま、観にいった試合でセレモニーが行われたのでその事実を知ったという氏の隣に、たまたま花束を贈呈した葛野夫人が座った。夫人は、氏が佐川東京を応援している事を知ると、「(河合は)ホントにいいひとなんでね〜。応援して下さいね!…まあ、おひとつどうぞ。」と、厚く念を入れつつ、すかさずビールまで馳走してきた。との事であった。平塚&ジヤトコ勢の結束恐るべしである。 その河合は、2得点に絡んだ。

さて、かくいう僕の方は、雨の大阪探訪の末、通天閣に登った。展望台に鎮座する「ビリケンさん」の足に触り、お願い事をした。しかし、まさか一応地元のチームに対してストレートに「勝たせてください」などとおこがましいお願いをするほど、一応東京人である僕は野暮ではない(苦笑)。僕がお願いをしたのは、

「レフェリングが中立でありますように…。」

と、いうことである。なにしろ、去年の長居では、井上公平がPAの明らかに3メートルは内側であろうという位置で引き倒されたファウルに対して、なぜかPA外側でのFKと判定されるなど、あんまりなレフェリングに勝利を阻まれた。せめてレフェリングさえ中立であれば、佐川大阪には勝てる。 ちなみに、その日のレフェリー小椋剛氏は、去年のレフェリーとはうって変わって、極めて公平かつ、試合のリズムに水を差さないレフェリングに徹してくれた。おかげで、面白い試合であった。感謝。

通天閣から下りた後は、近辺に詳しい別の方と合流し、新世界にあるその方いきつけのねぎ焼き屋へ。このお店、ごく庶民的な佇まいではあるが、赤井秀和氏や、ますだおかだ、大西ユカリと新世界、大阪プロレスの面々といった地元の著名人が贔屓とする穴場であった。地元の通を満足させる味もさることながら、名物は店を仕切るオモロイおばちゃん。 とにかくよくしゃべる(笑)おばちゃんの質問の前に、東京から佐川ダービーを観に来たと白状すると、すかさず「あんたら、キチガイやな〜」とお褒めの言葉(苦笑)。しかし、最後には「これからは佐川東京やね〜!…ガンバ大阪?アカン!」などと言って、しまいには周りの関係ない客にまで佐川東京を応援するように迫っていた。(笑)

というわけで、不測の事態でできたひとときではあったが、その間に健気にも(半ばヤケクソ気味に)ゲンを担ぐ佐川東京のファンであった。試合前は「(佐川大阪に)絶対交通費払わせる!」と息巻いていた彼らだが、試合終了後は、あまりにも劇的な勝ちっぷりの前に、開始時間が変更になったこと自体をしばし忘れてしまっていた。まあ、勝てばいいのである。(苦笑) たまには、こういうのも悪くない。(K)




佐川急便株式会社東京SCの試合日程と結果などの記録 佐川東京SCのスタッフ、選手などについて tOkYo rAiDeRsによる観戦試合のメモです。次節のためにウソをつくこともありますのでご了承ください。 tOkYo rAiDeRs関係者の連絡などに使用する掲示板です。 いらしてくれた方に開放されている掲示板です。お知らせなどもこちらに投稿されます。 他サイトのリンク集です。