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JFL 第20節  31/07/2004 14:00 K.O.

佐川急便東京SC 2-1 佐川急便大阪SC

大和スポ−ツセンタ−競技場 晴れ

暑いよ!

大和駅から、会場への道すがら、間違って逆方向に行ってしまうというお約束?をキッチリやっておきつつ向かう間、 何度も上記の台詞をつぶやいた。正直、会場についた頃にはかなりゲンナリしてしまっていた。それほど蒸し暑く、また日差しが強かった。

こうした暑い時は、佐川東京は不思議と良く勝っている気がする。この試合も、なんとか、勝つことができた。こういった状況では、「どんなカタチでも」 とにかく勝ち点3を奪う、という事のみが重要である。それ以上の事はないよな。そんな事を脳が溶けそうな大和のスタンドで試合前に思っていたので、文句のない結果であった。

前半、風上に立った佐川東京。「暑さ」という要素が各人の心理にあったからか、立ち上がりは、やや静かではあったが、前線の竹谷がよく頑張り、ポストが良く決まっていた。 そこから連続的に攻撃のカタチを作りたかったが、その後の展開、中盤のパスのつなぎといったあたりは、意思の疎通を欠き大きな流れにはならない。少ないタッチ、早いテンポでの回しという意思は感じるが、 受け手の動き出しがやや鈍いと感じた。暑さ、であろうか。今日も中払の守備が良く効いており、とりあえず、佐川東京ペースで試合は運ぶ。

対する佐川大阪は、オフェンシブの中村、中盤の堂森、最終ラインの影山といった各ポジションの主力選手を欠く、苦しい布陣。堂森の代役孫英植は守備意識が高く、むしろ手を焼くかと思われたが取り越し苦労であった。 いつも通り、ポゼッションで上回る佐川東京の攻勢を耐え忍び、大外からのロングクロス、アーリークロス、タテ一発での裏狙いで、活路を見出そうとする。時間が経つと、左サイドを破られピンチを招いた。

先制したのは13分、池田のコーナーキックからファーサイドにドンピシャリで飛び込んできた伊藤のヘッダーであった。前半は1-0で折り返し。

意外にも。というか、手堅く試合を進めることを選択した佐川東京ベンチ。後半はアタマから川村を投入、冨山を右のラテラルに移し、相手左サイドの攻撃にフタをする。 やはり、メインテーマである「暑さ」を考えるとこれは正しい選択だったと思う。対する大阪はスピードのある塩澤を生かしてやはりウラを狙ってくる。 59分。川村のファウル(これでイエロー1枚目)で与えたセットプレーから、中野が遠いレンジでヘッダーを狙う。ボールは緩い弧を描いてゴール上スミに決まってしまう。 佐野も必死に反応したが防げず…。いつもながらのセットプレイではあるが、これは事故といってよかろう。1-1の同点。同点になった瞬間、わかりやすく一気に前がかりになって、攻勢に出る大阪。さすが関西のクラブ。現金な連中だ。(苦笑)

そういえば、「ダービー」だ。ホームで4000人も動員して赤っ恥をかいた大阪である。アウェイとはいえ勝ちに来るのは当然といえば当然?か。だが、大阪が現実的にドローでもいい、という試合運びをしてきたら、嫌だったかもしれない。

このままでよい訳はない東京は、マサオ、笠木を前線に投入するが、一度流れがいくと戻すのは難しい。マサオがドリブルでつっかけてシュートを狙うがゴールには至らず。流れからがダメならばセットプレー、とばかりに遠目からの熊谷のFKにスルスルッとフリーで走りこんできた川村のダイビングヘッドが 見事に決まり、勝ち越し!素晴らしいゴール。これが81分。しかし、なんとその直後のプレーで、裏を取られそうになり、後ろからチャージした川村が二枚目のイエローで退場。正直、私、倒れそうになりました。 流石ゴンさん。自分でオチまでつけるとは…。(笑)

まあ、物事何がどう転がるかわからないのがフットボールの世界。むしろ、この時間帯で10人になった事で守備意識が高まり、時間を使って試合をクローズする事に注力出来たといえる。きっとゴンさんは、そこまで考えて、…なわけないか(笑) ここから先の佐川東京の試合の閉じっぷりたるや見事であった。前線にボールを運んでも、相手に当ててタッチに出す熊谷。グッジョブである。

2-1。勝利。こういった状況ではどういったカタチでもとにかく勝つ、という事が大事である。そういった意味では良い試合であった。試合後のゴンさんのなんともいえない苦笑いの表情が印象的であった(笑) …いや、アレは行かなきゃ仕様がなかったと思いますよ。僕は。はい。(K)

(蛇足ではあるが、この勝利で今季、佐川東京は佐川グループとのダービーに全勝、今季もグループ最強を証明した。)




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