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JFL 第22節 19/09/2004 13:00 K.O. 佐川急便東京SC 0-2 Honda FC 国立スポーツ科学センター西が丘サッカー場 晴れ 47分に安部の単独突破を許し、失点。71分には新田に決められ二失点目。セットプレイなどで、いくつか新田へのマークがややつききれていないかな? というシーンはあったが、実質的な被決定機はその二つだけだったように思う。相手に倍するシュートを放ち、枠内へのシュートに関してはそれ以上だった。切り替えて頑張れ、としか言いようが無い。が、わだかまるものがある。 押しながらも、負けた。という、手垢のついた表現もあまり使いたくない気分である。なぜなら、佐川東京にとっては、もう大分前から、 普通に中盤を奪われて平押しに押されて負けた、というカタチの方が珍しいからである。大体、同じような感じで、負けている印象が、僕にはある。 しかし、釈然としない、胸の内に燻るような悔しさがいつまでも残っているのは何故か?やはり内容は良かったというのと、今後の上位進出を考えた上で極めて重要な一戦だったという事がある。 この一戦に勝てば、勝ち点7差となる2位のザスパまで射程圏に収める事が出来た、…筈だった。 序盤は良かった。トーナメントで国士舘、横河に対して良い内容で勝てたという感触が残っていたのであろう、似たような感じで中盤高い位置からプレスをかけ、主導権を握った。馬目はバイシクルを狙い、竹谷は挨拶代わりの大きくタテに割れるドライブシュートを枠に放った。 対するHondaはミスを連発し、ロクにパスもつなげない様子であったが、これは佐川東京の中盤が出足良く組織のデイフェンスを発動していた結果、パスの出所、スペースを失っていた結果といえよう。強いて危ないと感じたのは、右に流れた宇留野からクロスが上がったのとセットプレイくらいであった。 前半の30分前後まで、何度も何度も崩し、枠内にもシュートを放っていたが、決まらない。Hondaのゴールマウスを守るのは、大内という控えの若いキーパーだった。さほど、威圧感も上手さも感じなかったが、シュートが正面に飛んだりしてチャンスを逃しているうちに、 「ノらせて」しまった、という感じである。チャンスというのは、あるうちにモノにしなければならない。 暑さ、ということもあったかもしれない。前半35分〜40分近くの時間帯には、ホンダの反撃の前にラインがやや下がって受けてしまった印象があった。このあたりから、なんとなく妙な空気を感じはじめていた。 とはいえ、全般的にはオフサイドもかなり取れていたし、守備ラインは良く出来ていた筈だった。ホンダのお家芸、単発速攻に対する守備、だけだった。 後半、試合展開からか、「なんとなく」試合に入ってしまった感じだ。そしてアタマに失点。これを境にミスも出始めた。失点して下を向いてしまっている選手がいるのも気になった。 精神論に流れるのは嫌いだが、唐突に生まれる心の隙間と、心の強さの差ということもあるかもしれない。というか、それくらいしか言いようが無い。 結果論になるが、ベンチワークで雰囲気が変わらなかったのも痛いといえば痛い。栃木戦や佐川大阪戦など、負けているときや分が悪い時の采配は、其田監督の得意とするところではあるはずだったが、この試合では功を奏さなかった。 攻めているのに点が取れない、PAボックスより奥でのもう一工夫が欲しい。失点後、性急なウラ狙いが増えてしまった。そこに走りこんでいる選手の枚数も、また少なかった。 とにかく勝てる試合だった。だからこそ、悔しい。ここのところの内容は、チームが確実に上位に伍していける、誰が見ても満足の行くフットボールが出来ると確信の持てるものだった。 しかし、本当にこのチームが注目を得るためには、実際にひとつひとつ勝って順位を上げていくしかない。そのチャンスをまたしても逃した。僕は開幕前、このチームは優勝が出来ると言った。 リーグが3分の2を消化してしまった今、順位的にそれは程遠いものとなってしまった。だが、今の佐川東京のチーム状況やフットボールの質を考えて、それが決して大きな間違いだったとは今でも思っていない。 ふさわしい結果が伴っていないのだ。佐川東京を愛するあなたはどう思いますか?これがふさわしいと、現状に満足できますか?それとも、もっと上を狙える、注目されるべきだと思いますか? 僕はただ、もどかしい。(K) |