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JFL 第26節  30/10/2004 13:00 K.O.

佐川急便東京SC 2-1 群馬FCホリコシ

駒沢オリンピック公園陸上競技場 雨

カップ戦を挟んでいると分かり辛いが、リーグ戦では随分久しぶりとなる勝ち点3である。だが、ファンという人種は贅沢なもので、勝ったというだけで手放しで喜ぶわけではない。無駄にエンターテイメント性が高い勝ち方(苦笑)というのもいいかげん考えものだ。

正直、前半のうちに追加点を奪いたかったというのがホンネだろう。相手キーパーによる謎の先制点での1点リード、という微妙な状況で長い時間を過ごした佐川東京としては、 いかに、時間を使うか?どう試合を進めるか?追加点を取って試合を決めるのか、守備に意識を持たせて試合をクローズしに行くのか、というあたりに戸惑いが見えた。その心の隙をつかれたかのような失点であった。

特に序盤に見せた、バランス良くロングボールを織り交ぜたシンプルな組み立てと、リズミカルなパスのつなぎの展開は チームとしての復調ぶりを感じさせた。それは相変わらずシステマティックなホリコシの中盤を上回っていた。それだけに、次のステップとして「大人の試合運び」を見せて欲しい。 90分+αという時間を基本的には動き続けなければならない中、雨という条件も含めて、中だるみする時間帯があるのはわかる。 だが、それならばそれで、相手を上手にいなすような、意図ある中だるみ(?)があってもよいのかもしれない。オフサイドは取れていたが、守備の不安定さも、試合に影を落としていた。

個人的には、時折惜しいプレイもあったがシンプルなつなぎと、汚れ役の守備、思い切りの良い長距離砲(一本、取り消されたのは残念)を見せた ピボーテ河合と、このところ戦う姿勢を見せつづけ前線で君臨する竹谷の働きに目を引かれた。久々復帰の加藤も再三の決定機を止め、気を吐いた。

試合を決めたのは、駒沢名物?冨山のサヨナラテスタだった。気持ち良くネットに叩きこんだフィニッシュも見事だったが、ピンポイントな池田のFKも流石。 その池田だが、この試合では、これまでにはあまり見せなかった新しい引出しを見せてくれた。試合後に本人に確認すると、「最近練習している通りのカタチ」と自信を覗かせてくれた。 それは、何か?今は敢えて言わないでおきたい。誰が見ているかわからないので(苦笑)磐田戦で見られるかもしれない(笑)。

次のアウェイも当然の如く勝って欲しい。リーグでの少しでも上の順位。そして、天皇杯でのサプライズ。期待している人が決して少なくなくなってきた佐川東京の、今後の飛躍に向けての命題である。決戦まで、あとわずか。 山本昌邦氏が書く「備忘録」の、1ページに残る試合にしたい。(K)




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